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2013年10月1日火曜日

冬の旅行案 ~マルタ~

南スペインの方では未だに夏のような気温のようですが、ほとんどの都市では既に
寒さが身にしみる季節になってきたのではないでしょうか?
暖かさが恋しくなるこの季節、少しでも南に行きたいと思われるのではないでしょうか?
そこで、今回のブログでは数年前の話になりますが、12月初旬に行ったマルタ島を
ご紹介します。

「地中海のおへそ」とも呼ばれるマルタ島はシチリアの更に南に位置します。
夏にはコミノ島と呼ばれる小さな島のブルーラグーンなど、コバルトブルーの海で海水浴が
楽しめますが、冬はさすがに泳ぐことはできません。

プールのような海
夏は観光客で賑わいます

 しかし、夏は海水浴で終わってしまうマルタ島も、冬であれば興味深い観光地を訪れることが
できます。冬の旅行をどこにしようか、と考えられている方は是非ご参考ください。

12月初旬ですが、プラハから来ると青空と暖かい気温が気持ちよく、どんよりとしていた気持ちが一気に「晴れ」ます。そしてマルタ島のリゾート地セント・ジュリアンへ移動します。


かつては漁村であったセント・ジュリアンも、いまでは高級ホテルやレストラン、バー・クラブが
建ち並ぶ、観光客に人気のリゾート地です。

ホテルの入り口
部屋からの眺め
夕暮れ時
場所がらイタリアンが多い
海の幸が豊富
マドンナやブラッド・ピットも来たとか。。

マルタ島は先史からの神殿をはじめ、テプル騎士修道会の遺産を継いだ有名なマルタ騎士修道会など歴史にあふれる場所でもあります。
個人的には初期キリスト教関係に興味あり、聖パウロと聖アガサゆかりのラバト(島のほぼ中心)に行きました。
伝説によれば、時は西暦60年の頃、ローマへ連行される途中に難破した聖パウロが隠れていたという洞窟があり、今ではその上に聖パウロ教会が建っています。

聖パウロが隠れていた洞窟
聖パウロ教会
洞窟へ続く階段
同じくローマによるキリスト教迫害にときに、殉教したアガサが隠れていた地下墓地のある
聖アガサ礼拝堂も徒歩圏内です。
静かな礼拝堂の中庭
なんとなくローマにいるような風景
聖アガサ礼拝堂へ
 因みに聖人はみな特徴になる持物があり、それでどの聖人かを見分けます。聖バルボラは塔、聖カテリーナ(キャサリン)は剣と車輪、聖アポロニアはペンチ、聖セバスチャンは矢などなど。全てその聖人の伝説によるものですが、大抵は拷問を受けたときの道具になります。
殉教の際に聖アガサは乳房を切り落とされる拷問にあっているので、彼女の聖持物はお皿に
のった乳房です。礼拝堂には胸のない聖アガサ像がありました。
ヨーロッパを観光する際、教会の像や美術館の絵画は聖人をモチーフにした作品がほとんどです。乳房をもった女性がいたら、それは聖アガサですので探してみてください。


マルタ島にはカプリ島と同じような青の洞門(カプリは洞窟ですが)があります。
12月でも天気が良いので宝石のような青い海を楽しめます。

こんな小さな船になります
透き通った海
洞門がみえてきました

 マルタ島南部には昔ながらの漁村が残る静かな湾があります。マルサシュロクもそんな小さな村です。市場も立ち、ゆっくり散歩をしながら過ごします。
村の中心、教会前広場
北アフリカにいるような。。
南国の雰囲気

 マルサシュロクからはマルタ島独特の黄色いバスに乗って、首都ヴァレッタに移動します。
マルタ島内はバスでの移動になりますが、全ての路線はヴァレッタからでています。

レトロなバス
ヴァレッタのバスターミナル












ヴァレッタの町は小路が碁盤の目のように走り、そこにマルタ騎士修道会ゆかりの教会などが
建っています。それほど大きな町ではないので、気の向くまま・足の向くままに散策を
楽しめます。
ヴァレッタの路地
騎士団長の宮殿中庭
ちょっとした広場にでたと思ったら。。
広場を進むとバルコニーがありました
対岸の町スリーシティーズ、聖アンジェロ砦












ヴァレッタからセント・ジュリアンに戻る途中、美しい遊歩道が続くスリーマという町があるので
ここで下車し、夕方のマルタ島を海沿いに散歩。
12月で外のベンチで読書!プラハでは。。
遊覧船もここから出港しています

日が傾いてきましたが、遊覧船を勧誘するハンガリー人女性に負け(ハンガリー人だから?)
ヴァレッタ周辺を巡るクルーズに乗船です。
ヴァレッタは2つのハーバー(湾)に囲まれた立地にあり、東の対岸がスリーシティーズ、
西の対岸がスリーマになります。よって、スリーマを出港した船は、ヴァレッタの先端を迂回して
スリーシティーズ側へ行きます。

 スリーシティーズの北にあるカルカーラには第一次世界大戦で犠牲になった日本海軍(巡洋艦「榊」)の慰霊碑があるのですが、さすがに海からは見れませんでした。


マルタを出発する前に再度セント・ジュリアンを歩いてみると、高級マンションの建物から下に行ける階段を発見。下はヨットハーバーになっていました。
階段の途中には日本食レストラン
ヒルトンがみえます











冬のマルタ島いかがでしょうか?南欧に滞在の方にはあまり魅力がないかもしれませんが、
気温0度前後の中欧・北欧からですと、20度のマルタはまさに南国でしょう。
ウェスティン、ヒルトン、コリンティアといった4~5★リゾートホテルも冬であればお手頃です。
暗く寒い冬に嫌気がさしたら、是非、マルタ島へ!

※JTB Europeではホテル・送迎・現地オプショナルツアーなどの手配が可能です。
ご興味のある方は、まずはお問い合わせください。

               (それでもやっぱり夏のマルタに行きたい プラハ支店 SS)


2013年9月23日月曜日

海老の街 パラモス と ダリ夫人のお城 プボル城    ~バルセロナからの日帰りショートトリップ~



見た目にも美しすぎるパラモスの海老

お天気のよい週末に、バルセロナから少し足を延ばして、
海の近くで新鮮なシーフードのランチを食べにでかけました!

目指したのは。。
数ある食べ物のなかでも、かなりの海老好きなわたくしが、どうしても定期的に
行きたくなるパラモス。
バルセロナのシーフードレストランでも、今日はパラモスの海老があるよ。
といわれると、妙にテンションが上がるほど、パラモスの海老はおいしいことで有名です。
バルセロナの魚屋さんで売られている海老の中でも、ダントツで高値のつく
パラモスの海老は、海老の中の海老、海老界の宝石です!

バルセロナからパラモスは車で片道2時間弱ほど。バルセロナの北100kmほどにあるジローナの
近くを通って、そこから海のほうへ向かいます。
バルセロナからパラモスへはバスも出ています。(片道約2時間ほどです。)

そして本日の昼食はこちらにて。

パラモスでお勧めのレストランです。
たくさんのシーフードレストランが並ぶパラモスですが、
いつも行くのは、まさにパラモスの港のすぐ前にあるこちらのレストラン。
週末は特に混むので予約必須です。

CAN BLAU

船内をイメージした内装のレストランは、決して高級な雰囲気ではないですが、
今そこの港から揚がったばかり。という感じのとれとれのシーフード料理が
ご自慢です。(ので、逆に、獲れなかった日は、今日はいい海老ないよ。。
と言われてしまうことも、たまにですがあったりする、正真正銘取れたての素材勝負の
レストランです。)

この日はありました!きらきら輝くパラモスの海老。
海老の身が繊細な甘さで、海老味噌がおいしすぎて言葉がありません。。
パラモスの海老は、日本のかに味噌を思い出す、濃厚なみその部分も残さずいただきます!

そのほかにもレストランのおじさまの今日のお勧めで、
子ダコを焼いたもの。
海老味噌ならぬタコ味噌?もくせになる味で、これもさすがお勧めだけのことはあります。
本日獲れたて!子だこの鉄板焼


そのほかにも新鮮な貝などをつまみつつ。。。
新鮮なシーフードは、きりっと冷えた白ワインにとってもあいます!
BERBERECHOという貝



そしてここで、パラモスの海老の他にメインとしてぜひ食べていただきたいのが、
カタルーニャ名物のフィデワという短いパスタの漁師風おじや!


長年使い込まれた風のお鍋で煮込まれおいしさアップ!

ご覧いただいての通り、手長海老やムール貝など、シーフードがごろごろ入っていて、
海の香がスープに凝縮されているのに加え、秘伝?の、たまねぎを炒めて作る隠し味のソースが独特のコクを出して、やみつきになるお味です。
なんでも、3kgのたまねぎが300gになるまで、いためるのだそうで。。
フィデワ以外にも、フィデワをお米に変えた漁師風ARROZもお勧めです。


おなかもいっぱいになったところで。
ちょっと帰りに寄り道して、サルバドル ダリが奥様のガラにプレゼントしたというプボル城を
見学しました。奥様にお城をプレゼントなんて、ロマンチック。

プボルの村はパラモスからジローナの方向へ少し内陸に入ったところにあります。
パラモスからは車で30分ぐらいです。
とっても静かでの~んびりとした村の真ん中にそのお城があります。

購入当時、かなり荒れ果ててワイルドな状態になっていた中世のお城を
奥様のためにダリがいろいろ手を加えて改装したそうです。

プボル城(外観)


外から見ると、普通の中世の大きな邸宅のようですが。。
一歩建物の中に入ると、そこはやっぱりダリワールドです。


寝室や、客室、食堂など。。
随所にダリらしい装飾がしてあります。
ビビッドな色使いの客室

蛇口の取っ手がダリ風のガラさんのお風呂


鄙びた眺めが心癒されるテラス

うっそうとした緑に囲まれて森の中にいるような気分になるお庭も素敵です。


ワーグナーの顔がいっぱいのお庭のプール


そして、私が気に入ったのは、ガラのワードローブの展示。
どのお洋服も今着ても大丈夫なぐらいおしゃれです。

これ、かわいすぎます。



このお城、ダリがプレゼントしたにも関わらず、ダリ本人は、ガラの招待がないと、
来れないことになっていたそうです。。
荒れ果てたお城をガラさん好みにせっせと整えたダリの姿を想像(妄想?)すると、
ちょっと切ないような気もしますが。。

1982年に亡くなったガラのお墓はここプボル城にあります。
ダリは、夫人の死後数年、彼女を死を悼んで、偲んで、ここに住んでいたそうです。
偉大な才能を持つ画家と、その画家に強烈なインスピレーションを与えたミューズの
少しかわった生活が垣間見られるプボル城の観光後は、なんだかちょっと切なくて、
でもガラに対するダリの深い愛をしっかり感じて、ほっこりとした気分になりました。

ダリといえば、フィゲラスのダリ美術館が有名ですが、ダリファンの方は、お城の中がダリの作品で
ちりばめられたここプボル城も必見です!


*****
涼しくなってきて、やっと日中観光しやすい気候になってきたスペイン。
バルセロナにゆっくり滞在して、ゆかりのアーティストの見所を巡る芸術の秋らしいご旅行などは
いかがでしょうか?
(もちろんもれなく食欲の秋もお楽しみいただけます!!)

(バルセロナ/A)

2013年9月19日木曜日

ラトヴィア・スィグルダを訪れました



こんにちは!

少し前のことになりますが、7月にお休みをいただき、ラトヴィアを訪れました。

リガが目的だったのですが、その前に50kmほど離れたSigulda(スィグルダ)という小さな街に立ち寄りました。
一見小さな街ですが、ガウヤ国立公園に含まれるスィグルダは自然の宝庫。森が広がり、大きな川が流れています。

山や川の少ないフィンランドに在住の私は、この景色に一瞬で釘付けとなりました。大きな川と山々は日本を思い出させます。
スィグルダの街で最大の観光名所はトゥーライダ城(Turaidas Pils)。駐車場にはたくさんの観光バスが止まっており、みやげ物を売る露天が並んでいました。なのでどんなに混んでいるかと覚悟して入ってみたら、予想に反して閑散としていました。一面に野原が広がり、お城がどこにあるかすら分かりません。
しばらく歩いていくとやっとお城が見えてきました。


近くで見るとかなりの迫力!


がんばって上った甲斐がありました!とても素敵な景色が広がっていました。




2歳と4歳、11歳の子連れだったのですが、子供達も楽しんでまだここにいたいと言っていました。あれも見たい、これもやりたいと欲張ってしまい、ほんの少し立ち寄るだけのつもりが結局3泊することになり、うれしい誤算となりました。


スィグルダは夏はカヤック・カヌーやアスレチック、秋は紅葉、冬はスキーやボブスレーなど、季節ごとに楽しめるアクティビティが揃っています。

ラトヴィアにいらっしゃることがあったら、是非立ち寄ってみてください。
**** おまけ ****

バルト三国を旅行中、森の中で何度かアスレチック施設を見かけました。
それも大人でも制覇するのに3時間ほどかかる本格的なものばかり。
体を鍛える習慣が根付いているのかしら??と見るたびに思うのでした。


(ヘルシンキ支店 MD)