ミラノから行く一番近い海といえば、まっすぐ下ったジェノバ方面。
今回は、世界遺産にもなっているCinque Terre景色をご紹介します。
(写真は数年前のものです)
Cinque Terre(チンクエ・テッレ)は、イタリア語で「5つの土地」を意味していて、
具体的には、ジェノバから海岸沿いをポルトベーネレ方面に東に行ったところにある、
5つの集落があるあたりのことです。
*Monterosso al Mare(モンテロッソ・アル・マーレ)
*Vernazza(ヴェルナッツァ)
*Corniglia(コルニリア)
*Manarola(マナローラ)
*Riomaggiore(リオマッジョーレ)
たまに、チンクエ・テッレという街があると思っている方がいらっしゃるようですが、
違いますよ!☆!
ミラノから高速道路をA7を南下すること約1時間半、
ジェノバの手前でA12(E80)に入ると、右手に海が見えてきます。
そこからは1時間ぐらいで、チンクエ・テッレエリア。
高台からこんな海の色見ちゃったら、もう、カメラ片手にダッシュですね。
5つの集落にはそれぞれ鉄道駅があるので、電車で行くこともできますが、
絶景スポット大好きで、車酔いしない方は、是非車をお勧めします。
(高速から集落に下る道はうねった山道なので、
車酔いする方は事前に酔い止めを飲んでおいて下さいね。)
日当たりのいい高台から海に向かっての傾斜地には、レモンの樹があちこちに。
オリーブやぶどうも採れるので、オイルやワインも地元産があります。
オリーブやぶどうも採れるので、オイルやワインも地元産があります。
これは、Monterosso al Mareの街の道端にあるおちゃめな水道。
世界遺産に指定されたから、世界中から観光客が増えたのでしょう、
世界遺産に指定されたから、世界中から観光客が増えたのでしょう、
街並みもおしゃれで、洒落たレストランやお土産屋さんがたくさんあります。
もちろん、住民が全て観光産業に従事している訳ではないので、こんな日常風景も。
写真は、猟師さんのリヤカーにつながれてたワンコ。
写真は、猟師さんのリヤカーにつながれてたワンコ。
こんな風に波が荒れている日は難しいですが、
海の状況が良ければ、5つの集落を観光船で回ることができます。
そして、ミラノから出かけて海沿いでの楽しみといえば。
そう、魚料理!!!
海を目の前に魚を食べる。
至福のひと時です。
前菜の盛り合わせ。
春~初夏は鰯が名物。
日本でいう南蛮漬のような一品も。
白ワインがすすみますね~。
プリモには、このリグリア地方名物のパスタ、Trofie(トロフィエ)を是非試して見てください。
Trofieはパスタ生地をり消しゴムを練るように転がして作るパスタです。
定番はバジリコソースで合えるTrofie al pestoですが、ここはマグロソースで。
これでもまだカルシウムが足りなければ、セコンドは鰯のフリットで。
レモンを絞って骨までむしゃむしゃ。
たっぷりカルシウムで、しばらくはイライラしないですむかな?
この景色を目に焼き付けて帰途につけば、月曜日からまた仕事が頑張れます❤
チンクエ・テッレは日本からのツアーに含まれていることが少なく、
個人旅行で行くにはちょっとハードルが高いと思っていらっしゃる方が多いですが、
事前に情報をGETして効率的に回れば、充分ミラノから日帰り圏内です。
これからの初夏~夏にはうってつけの観光地。
ご相談、電車チケット手配、いつでもお待ちしています。 (ミラノ支店 N)
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