お散歩 in オスロ
12月に入っても今年はまだ積雪がない暖冬なオスロから観光客にはあまり知られていない
名所をご案内します。
ムンクといえばノルウェーの代名詞と言われるぐらい有名な画家ですが、2013年はムンク生誕150周年を迎えます。12月12日(誕生日の日にあたる)には生誕地Løitenの近郊 の町Elverum
にて盛大なイベントが行われる予定です。
そしてムンクの最も代表的な絵画といえば、多くの皆さんにとっておそらく 叫び ではないでしょうか。この叫びのロケーションとなったところの場所が実はオスロにあります。場所はEkebergという地区でオスロ中央駅から市バス(34系統または74系統)でBrannfjellveienという停留所で降りて歩いて2分ほど坂を上るとでオスロを一望できるスポットが見えてきます。(中央駅から約15分ほどです。)
この場所がまさに叫びのロケーションとなったところです。
このスポットは眼下にオスロの中心街を眺められるのでお天気のいい時はお勧めです。
夜景も素敵です。写真のほぼ中央付近に集まるビル群は中央駅両端にここ数年で建設された
オフィスビル街。幅がとても狭いビルもあるので近くで見るとまるでバーコードに見えることから
この地区は多くの人からバーコードと呼ばれています。
ムンクの叫びを感じながらさらに坂を上り森の中に入ると今年秋にオープンした
ばかりの彫刻公演 Ekebergparken があります。
国内外の芸術家、(ダリなど)作品30点を広い敷地内にちりばめて展示がされており、
散歩をしながら芸術鑑賞ができます。まだ新しいスポットの為週末は結構に賑わっています。
敷地は広いのでゆっくり全てを鑑賞するには半日は必要です。
たいていオスロに来ると観光客が食事をしたりカフェに入るエリアは目抜き通りの Karl Johans gate付近なのですが、市内から徒歩で15分ぐらい(市電で5分ちょっと)のところに地元の人に人気のエリアがあるんです。 グルンネロッカという地区でこの地区は比較的学生、若い世代の人が住んでいます。その影響もあっておしゃれなお店、カフェが沢山あります。この中でクレープが食べれる
カフェが一件あります。ノルウェーではクレープはここ数年になってようやく浸透してきたという感じであまり知られていません。このクレープカフェ店 Cafe de mariは 市内に10平方メートルほどしかない店舗から始め、店内に座るスペースもある2号店をここグルンネロッカにオープンしました。
写真はバナナとチョコレートのクレープ
山羊チーズとブルーベリーなどノルウェーの食材をクレープで食べる事もできます
グルンネロッカの近くにオープンしたマーケット。
美味しい食材を取り扱う専門店が集まっていて、カウンターで量り売りで買えます。
座って飲食できるスペースもあるので夕方から夜にかけて
とても人気のあるスポットです。
この手の店は実は今までノルウェーにはありませんでした。
グルメブームに乗っての念願のオープンです。
Mathallen への外部リンク
12月のオスロの雰囲気も少しご案内します。
12月のオスロ市内のインテリアのお店のショーウィンドウ
12月に入ると毎週末クリスマス関係のイベントが行われます。この日は目抜き通り(カールヨハン通り)で子供向けにジンジャークッキーを自分でデコレーション出来るスタンドがあり、
多くの子供で賑わいました。
カールヨハン通り。 (王宮とオスロ駅を結ぶ通り)
ノルウェーで最も有名なFreiaチョコレート店のショーウィンドウ
11月28日より毎年3週間程カールヨハン通りで開催されるクリスマスマーケット。
規模はとても小さいですがクリスマスムードたっぷりです。
夏は噴水、冬はスケートリンクになる国立劇場前のSkipersuppa。
靴さえ持参すれば無料でアイススケートが楽しめます。
クリスマスマーケットでは北方少数民族、サーメ民族の伝統工芸品なども買えます。
クリスマスの時期のオスロは中央ヨーロッパの首都のようなきらびやかさはないものの北欧らしい素朴な中に温かみを感じられるところがいいところですよ。ぜひお越しください。
Visit Oslo オスロ公式観光協会への外部リンクへ
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