ハルムスタッドは、ヨーテボリから電車かバスで1時間、コペンハーゲンから電車で2時間半ちょっとのところにある、『スウェーデン人が国内で夏を過ごしたい場所ナンバーワン』の小さな町です。
夏はこんな感じ。リゾート客がつめかけます。 |
徒歩10分で中心街を突っ切ってしまうような、こんな小さな町においしい寿司屋ができたのは、今から9年前。その頃は、中国人が経営する寿司屋が1軒あっただけで、地元の人はすし好きではなかったとか。
それが今では、昼も夜もお客さんが途切れることのない人気のレストランになりました。facebookのファンも1000人以上!(sushi bar takenaka facebook)
看板もユニーク |
タケナカのトレードマークは桜 |
その人気の秘密は・・・・・?
下手に現地の人に合わせず、本物の日本のお寿司を提供し続けてきたからだと私は思います。
たとえば、たたき。
サーモンのたたき。ホタテのたたきもあります。 |
ストックホルムにはかなりの数の寿司屋さんがありますが、たたきがメニューにあるところは一体何軒あるでしょうか。
それまですしを食べたことがなかったハルムスタッドの住人が、週に1回は食べたいと思うほど寿司好きになったのは、ひとえにSushi bar Takenakaの功績です。
タケナカのフクロはいいにおいだにゃ |
なじみのお客さんから、こんな写真も。
毛糸でおすしセットを作ってくれたお客さんも。
そしてこの人が、仕掛け人の竹中さん。
オーナー自らすしを握ります |
テイクアウト中心の小さなお店から今の場所に移ってから1年。
お店の入り口 |
テーブル席ができて、ゆっくり食べれるようになりました。
テーブル席。花札モチーフのデコレーションが斬新 |
寿司だけでなく、サシミや天ぷらなどもメニューに加わりました。日本酒を飲みながらちょっと寿司をつまんだり、ワインを飲みながら天ぷらを食べたり・・・・もできるようになりました。
注文と支払いはカウンターで |
日本酒やワインもあります |
寿司カウンターとレジ |
すしモチーフながらとってもモダンなインテリア |
おすしだけでなく、ぜひ試してもらいたいのは天ぷら。
こんな海老天、日本でも見たことな~い!というような大きなえびがど~んと出てきます。
これは特別天丼にしてもらいましたが、通常は、天ぷら+ごはん+冷たいおそば+のりがセットで出てきます。ご飯にのせてもよし、おそばにのせてもよし、のりで手巻きにしてほおばってもよし、お好きな食べ方で天ぷらを味わえます。
ストックホルムからは飛行機で1時間、電車だとヨーテボリで乗り換えて4時間半あまりと手軽に行ける距離にないのがたまにきずです。
もしスウェーデンの西海岸に行く機会があれば、”スウェーデンで一番美味しいすし”を味わいに、足を延ばしてみて下さい!
(ストックホルム支店 S)
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