ドイツ観光の一番人気、ノイシュバンシュタイン城。
年間訪問者数が百万人以上にもなるこのお城。
当然夏休みの時期には、入場券売り場は長蛇の列。(入場券売り場はお城のある山のふもとのホーエンシュバンガウという村にあります)
ホーエンシュバンガウからお城までは一般車両通行禁止。
山の上まで行くには、専用のバスか馬車、もしくは徒歩になります。バスなら5分程度ですが、歩くと30分~40分。
その後お城の見学でも歩くことを考えると、ここはバスを使って体力を温存しておくのが賢明です。ただ、バスに乗るにも行列。
列に並ぶことなくノイシュバンシュタイン城を観光するなら、ツアーに参加するのが一番です。
ツアーなら、チケットの予約・受け取りはガイドさんがやってくれますし、バスの順番待ちも必要ありません。ホーエンシュバンガウに到着したら、お昼を食べてすぐに専用バスでお城のそばまで登れます。
バスを降りたら、まずはマリエン橋へ。お城の遠景を眺めます。
2012年夏撮影。 工事で側面と塔の一部がシートに覆われていました。 |
ちなみに橋の上は、この混雑状態。
ガイドさんのアドバイスに従い、まずは橋の向こう側まで渡ります。橋の手前側は、押すな押すなの大混雑ですが、さすがに橋の最後の方は人が少なく、邪魔されることなく眺めたり写真を取ることができます。
お城側からマリエン橋を見たところ |
マリエン橋からの眺めを楽しんだ後は、いよいよお城のそばへ。お城のすぐ下はちょっとした公園になっていて、お土産屋さんやカフェがあります。ベンチもあるので、城内見学時間の10分前ぐらいまでは、ここで時間を潰しましょう。
お城の入り口付近 |
日に数千人の観光客に対応するため、ノイシュバンシュタイン城では入場券購入時に城内入場時間が指定されます。
見学時間になり入場券の番号が表示されたら、チケットのバーコードを機械にかざすと、城内に入れます。(入場時間を20分以上過ぎると入れなくなるそうなので、遅刻には注意!)
1回の入場時間に入る人は大体20人程度。
グループツアー客も個人で来た人も、ここではオーディオガイドでの案内を聞きます。
まず入り口で希望言語のオーディオガイドをもらいます。
各グループ、係員1名が先導します。
最初の部屋に全員が入ると係員がスイッチを押し、各言語でのガイドが機械から流れてきます。
グループの後ろの方にいると、ガイドの対象物が見えないことがあるので、いつもグループの先頭近くに陣取るのがコツ。(これもガイドさんのアドバイスです)
録音されたガイド音声は、まったなしでどんどん進んでいくので、何の説明をしているのか見つけられないでキョロキョロしていると、次の説明に移ってしまいます。そんな時は、いつまでも探していないで、すっぱり諦めて次の説明に集中しましょう。
(注:お城入場から、一番最後の台所の手前までは写真撮影禁止なので、城内の写真はありません)
見学一番最後の台所。かなり近代的です。 |
約30分でガイドツアーは終了。これからまた山を下るのに時間がかかるので、お手洗いはここで行っておきましょう。
私が今回参加したのは、ユーロエクスプレスバス(日本語ガイド付き)。
ローテンブルクの街並み |
ロマンチック街道の拠点、ローテンブルクを朝出発し、ガイドさんのノイシュバンシュタイン城やルードヴィッヒ2世のお話しを聞きながら、お昼にホーエンシュバンガウに到着します。
ランチ休憩の後、ノイシュバンシュタイン城入場見学。
その後は、世界遺産のヴィース教会の観光もあります。
草原の中にぽつんと建つ、ヴィース教会。外から見ると他の教会となんら変わりはありません。
一歩入ると中はこの通り。
豪華絢爛な装飾が施されています。
ここはどこ?と一瞬戸惑うぐらい。
祭壇付近だけでなく、教会の内部全体が、白と金を基調にした装飾で埋め尽くされています。普通は教会の中は薄暗いものですが、ここは中が明るく光り輝いていました。
この後、一路ミュンヘンへ。ミュンヘン中央駅そばでツアー終了です。
ローテンブルクからだけではなく、ミュンヘン発着の日本語観光バスもあります。
個人で行くと、電車やバスを乗り継いでチケットを買って・・・となかなか大変なノイシュバンシュタイン城観光も、ツアーならラクラク。お手軽に観光できるついでに、ヴィース教会まで見れてとってもお得。私のようなめんどくさがり屋さんにもおすすめです!
お申し込み・お問い合わせはJTBヨーロッパまで。
(ストックホルム支店 S)
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