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2013年8月18日日曜日

ルーブル美術館 日本語マルチメディア鑑賞システム

今回は弊社のお客様でもある大日本印刷株式会社様とルーブル美術館の共同プロジェクト【ミュージウアムラボ】のご紹介です。(サイトはこちら)



 
共同で開発されたマルチメディアディスプレイは、現在、ルーブル美術館の3ヶ所に設置されています。


●古代エジプト美術の見方が学べる鑑賞システム
シュリー翼二階 21、23番展示室

●セーブル磁器鑑賞のためのシステム
リシュリュー翼二階 93、95番展示室

●スペイン絵画コレクションについて開設するシステム
ドゥノン翼二階 25、26番展示室


7月4日、スペイン絵画コーナーに設置された際のオープニングイベントに招待いただきました。とても広大なルーブル美術館ですから私は今まではエジプト、イタリアルネッサンス、ルーベンスなど毎回テーマを決めて鑑賞しておりました。特にスペイン絵画は二階の一番奥ですので、なかなか訪れる機会がありませんでした。



システムはタッチパネル式でわかりやすく、英語、仏語に加え、日本語があるのが何より嬉しいです。絵画に関する説明はもちろん、画家や時代背景についても知る事ができるので、より興味深い鑑賞が可能となりました。少し奥まった休憩スペースの壁には巨大なスクリーンが設置されており、スペイン絵画に関する歴史を学ぶことが出来ます。



来年はミロのヴィーナスのコーナーにも設置が決まっているそうで、とても楽しみです!

イベントでは伯爵夫人マダム  アンヌ・ド・モンタランベールさんにお会いする事が出来ました。大日本印刷様のもう一つのプロジェクト、メゾン デュ モンドのホームページでパリとその近郊の美術館などを多数紹介されており、私もファンの1人です。



こちらから厳選されたパリの小さな美術館をまとめた本もお勧めです。日仏二ヶ国語で書かれた美しい本で、入り口から伯爵夫人と一緒に美術館で鑑賞している様な錯覚に陥ります。この本と共に美術館を訪れれば、大事な作品を見逃す事はないでしょう!



最後にルーブル美術館はいつもセキュリティチェックで混雑しています。地上のピラミッドの入り口より地下のショッピング街カルーゼルの入り口の方が比較的空いています。また、月曜日と水曜日の夜間開館も昼間より空いていてお勧めです。

(パリ支店 C)

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