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ロンドン・パリ・アムステルダム・フランクフルト・ローマ・バルセロナ・マドリード・モスクワ・ヘルシンキ・オスロ・ストックホルム・コペンハーゲン・プラハ・ブダペスト在住の私たちが、 新鮮な旅行情報を交代でお知らせします!

2013年9月9日月曜日

王宮に行ってきました。

アムステルダムよりこんにちわ。

この春に新しい王を迎えたオランダですが、オランダのロイヤル・ファミリーは、現在、ハーグにある「ハウス・テンボス」にお住まいです。
しかし、アムステルダムの町の中心にも「王宮」があります。
現在では国賓などの重要なゲストを招く迎賓館として使われますが、その際、オランダ国旗が高々と掲げられます。
ロンドンのバッキンガム宮殿やフランスのルーブル宮殿、ヴェルサイユ宮殿に見られるような・・・、凡そ王宮、宮殿と名の付く建物が持つ絢爛豪華な雰囲気はなく、どちらかと言うと、質素な風情ですらあります。
最近では、4月30日に先女王ベアトリクスの退位式、並びに新王ウィレム・アレクサンダーの叙任式が執り行われた場所として、その模様が世界各国にテレビ中継されて「王宮」を目にされた方も多く、また記憶にも新しいのではないでしょうか?

さて、このアムステルダムの中心に建つ「王宮」は350年以上もの歴史を誇ります。
元々は1655年に『アムステルダム市庁舎』として建てられました。フランス革命軍が当時のオランダ一帯を占拠し、ナポレオン・ボナパルトが初代フランス皇帝に就任すると、その弟、ルイ・ボナパルトが「オランダ王 ルイ1世」としてアムステルダムに居を移しました。
その際に自身の住まいとして、それまで『アムステルダム市庁舎』であった建物を、「王宮」に転身させたのです。1808年の出来事です。
前述の退位式・叙任式は、「王宮」内のモーゼの間で執り行われましたが、この部屋は『アムステルダム市庁舎』の時代は市議会の諮問機関の会議場として使われ、「王宮」に転身後は“評議会議場”、或いは、コンサートルームとして使われていました。

歴史的な背景はこれぐらいにして、「王宮」に足を踏み入れてみましょう。

地上階で入場券を買い、オーディオガイドを受け取り、階段で1階(日本式で言う2階)に上がると、大理石の床の広がる「市民の間」に出ます。
床には大理石で描かれた地図や天空儀が敷かれ、自分の頭上と向かい正面の上にある像が目をきます。

このフロアにある小部屋は、ほとんどが『市庁舎』として使われていた当時の面影をとどめていますが、一部、賓客をお迎えした際の客室としても使われる為、ベッドの置かれた部屋もあります。その前身が「市庁舎」という事で得た絢爛を持ち合わせない外観とは対称に、市長や税徴収役人などが使っていた部屋には重厚な調度品・家具、絵画の数々が置かれ、落ち着いた、或いは荘厳な雰囲気ですら、醸しだしています。

この1階のメインとなる「市民の間」は、迎賓館として使われる際はレセプションなどが開かれる場所でもあります。


床に大理石を埋め込んでできた地図

こちらは、天空儀



あちこちに豪華なシャンデリアが吊るされています



ダム広場に向いたバルコニーへの窓
4月30日にはここからロイヤルファミリーがお出ましになられました


先女王ベアトリクスの退位、並びに
新王ウィレム・アレクサンダーの叙任式の執り行われたモーゼの間
この部屋のみカーテンが曳かれ、
しかもフラッシュ利用不可の為、写真が暗くなりました









この3つの大理石の盤は、市庁舎として使われていた時代の名残
裁判の判決が下されたとされる場所に掲げられています。







「王宮」は期間限定で一般公開される一方で、展覧会会場などとしても利用されています。
アムステルダム観光の中心はダム広場、そしてそのダム広場に面して建つ「王宮」。
アムステルダム滞在中、何度なくこの「王宮」の前を行き交う事でしょう。
是非、一度、訪ねてみては如何でしょうか?
一般公開は一旦、9月15日にて終了しますが、10月以降も断続的に「企画展」などと合わせての一般公開が予定されております。
「王宮」についての詳細はホームページをご参照下さい。


グループ旅行や会社のイベントにこんなビアバイク、乗ってみませんか?
一生懸命こいだ人は・・・・・・・早く酔っ払えます!

2013年9月2日月曜日

2012年度ノーベルディナー

ノーベル晩餐会 センターテーブルのセッティング

アルフレッド・ノーベルの命日である12月10日に毎年行われるノーベル賞授賞式は、スウェーデンにとっては国を挙げての一大行事です。コンサートホールでの授賞式と市庁舎での晩餐会の模様は、国営テレビで最初から最後まで生で放映されるので、外が暗くて娯楽の少ないこの時期、スウェーデンに暮らす人はほぼ全員、中継を見ているのではないでしょうか。

ノーベル晩餐会が行われる市庁舎


2002年の田中耕一さんと小柴昌俊さんの受賞以来、ノーベル賞は日本でも注目されるようになりました。その後、2008年、2010年、2012年に日本人受賞者が出ました。2012年の山中伸弥さん医学生理学賞受賞はまだ記憶に新しいかと思います。高齢の受賞者が多い中、まだまだ現役で活躍している山中さんは際立って若く、マデレーン王女と談笑する様子は堂々としていて、同じ日本人として誇らしく感じました。

ストックホルムの市庁舎にあるレストラン(Stadshuskallaren=スタッズヒュース シェーラレン=市庁舎の地下レストラン)では、予約をすれば前年のノーベルディナーを食べることができます。(レストラン営業時の24時間以上前に要予約)

レストランの入り口
市庁舎の端にある小さな入り口です
壁画が市庁舎の黄金の間を彷彿とさせます


山中さんが召し上がった2012年のメニューは・・・・・・


<前菜>
『Marinated arctic char with califlower terrine,
Kalix bleak roe and dill mayonnase

イワナのハーブスパイスのマリネとカリフラワーのテリーヌ 
カリクス産コクチマス魚卵とディル入りマヨネーズ』

四角いオレンジ色部分がイワナのマリネで、白い部分がカリフラワーのテリーヌです。
テリーヌの上に載っているオレンジのものが、とびこのような小さな魚卵(カリクスというのはスウェーデンの北のほうにある地名です)で、右下の緑のものが香草ディルの入ったマヨネーズです。

イワナのマリネがお刺身風で日本人には親しみやすい味です。







<メイン>

『Phesant with chanterelle mushrooms, poached pear, winter vegetables,
almond potato puree and red wine gravy
キジとアンズタケ 茹で西洋なし 冬野菜 マッシュドアーモンドポテトと赤ワインソース』

お皿の左上にあるのがキジです。真ん中の部分が白くなっているのがわかりますか?キジの白い肉の部分を赤い肉の部分で巻いたそうです。

お皿の右上の白っぽいものが洋ナシです。
マッシュドポテトは別のお皿で出てくるので、お好きなだけ取ってお召し上がりいただけます。普通のじゃがいもではなくて、ちょっと甘みのあるアーモンドポテトといわれるおいもを使っているところが手が込んでいますね。

しつこくなく、軽いので無理なく完食できました。



カンタレラ(アンズタケ)


アンズタケというのは、夏から秋に出回るカンタレラという黄色いキノコです。野菜と一緒に盛り付けられています。




飲み物は、最初にシャンペンとワイン、そして最後にデザートワインが付いています。











<デザート>

『Trilogy of cherries with pistachio-covered mascarpone cheese and black cherry sorbet
チェリーのトリロジー ピスタチオをまぶしたマスカルポーネのケーキ 
ブラックチェリーのシャーベット』




真ん中の緑色のものがピスタチオをまぶしたマスカルポーネのケーキで、見た目は抹茶ケーキのようでした。
右側がシャーベット、左側がチェリーのコンポートで、この3つでトリロジー(3部作)ということのようです。
さっぱりしているのでぺろっと食べられました。







このあとにデザートワインとコーヒーが出されます。
(日本人受賞者がお土産に大量に買い込むことで有名なノーベルチョコはここでは出ませんので、ノーベル博物館に行って買って下さいね)

*フランス語・スウェーデン語メニューはこちらをご覧下さい。





テーブルには英語/日本語のメニューが用意されています。メニューにはそれぞれ独自の番号が付いているので、このメニューはあなただけのスペシャルメニューです!




もしかすると男性にはちょっと物足りない量かもしれません。日本のフランス料理のレストランで出される量と考えて下さい。


印象は“思ったよりシンプル”。なんだかすごく豪華なものが出てくるようなイメージがありましたが(メニューしか見たことがないせいでしょうか)、見た目も味わいも素朴で、肩肘張らずに気軽に楽しめる食事でした。それでも、毎年、世界からの集まったお客様にスウェーデンらしいものを味わっていただこうとシェフが工夫に工夫を重ねているそうです。メニューは晩餐会当日まで秘密なので、ノーベル賞の中継では何が出されるか見るのも楽しみのひとつです。調理をするコックたちも当日の3日前にやっとメニューが知らされるそうですよ。


ノーベル晩餐会で使われる食器はノーベル財団の所有物で、この日が終わると1年間金庫に保管されます。

ノーベル博物館や市庁舎を見学するとノーベルディナーの
セッティングが見られます





Stadshuskallarenで使われる食器やグラスは、ノーベル財団が使っているものと同じです。(食器はRorstrand社、グラスはOrrefors社、カトラリーは山崎金属工業)

レストランではノーベルディナー以外のメニューもありますが、この食器が使われるのはノーベルディナーメニューの時だけです。ノーベルディナーの料金が高いのは、この食器を使っているからでもあります。ノーベルディナーを召し上がる時は食べ物だけでなく食器やグラスもお楽しみ下さい。

これらの食器・グラスは、NKなどのデパートや食器を扱うお店でも買えますので、自宅でノーベル晩餐会風パーティを楽しみたい方はぜひどうぞ。







テーブルが小さい?そう、気が付きましたか。

実際のノーベル賞晩餐会は市庁舎の青の間で行われます。普段はいすやテーブルなど何も置いていないので広く感じますが、1300人分のテーブルといすをセッティングした時のことを想像してみて下さい。受賞者やロイヤルファミリーが座るセンターテーブルは、真ん中に花が飾ってある広いテーブルですが(冒頭の写真)、その他は信じられないほど狭いテーブルがぎっちり詰まっています。

実際のノーベル晩餐会のセッティング後の様子


スタッズヒュース シェラーレンでも通常のレストランと比べるとかなり幅の狭いテーブルが使われています。ここでも本物のノーベル晩餐会の雰囲気をお楽しみ下さい。

ストックホルムの思い出に、ぜひ一度ノーベルディナーを召し上がってはいかがでしょうか。美しいプリンセスや王様、お妃様に囲まれて過ごした山中さんの気分が味わえるかもしれません!?

(ストックホルム支店 S)

2013年8月28日水曜日

セリエA 2013-2014 シーズン開幕!!!

イタリア人は何よりもバカンスが大事!というのは世界的にも有名かと思いますが、
そんなイタリアでも、夏の終わりを楽しみにしている人がいます。

さて、それは誰でしょう?

イタリア=サッカーの国、というのもこれまた世界的に有名ですが、
サッカー好きにとっては、夏は非常につらい季節。
セリエAが閉幕し、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグが終わってしまうと、
試合がない週末は家で何をしていいかわからず、
いつもは週末の試合結果で同僚と盛り上がる月曜日の朝も、話題がなくてさびしいものです。
(真のサッカー狂いは、試合がない夏でも選手の移籍市場のニュースに一喜一憂していますが)

そんなサッカー好きの閑散期が終わり、
先週末、いよいよセリエA2013-2014シーズンが開幕しました。
昨シーズンの好成績でセリエBから昇格したのはSassuolo・Verona・Livornoの3チームです。

有名チームの好カードの試合が盛り上がるのはもちろんですが、
同じ都市に本拠地を持つチーム同士が対戦する、いわゆる"ダービー戦"は、
数日前から街は二分割、異常なまでの盛り上がりをみせます。

セリエAの所属チーム20のうち、同じ街に本拠地を持つチームでのダービー戦が楽しめるのは
この五都市。

ミラノダービー:A.C.Milan vs Inter
ローマダービー:Roma vs Lazio
トリノダービー:Torino vs Juventus
ヴェローナダービー:Hellas Verona vs Chievo
ジェノバダービー:Genova vs Sampudoria

ダービー戦に旅行日程が重なったら、是非スタジオに足を運んでみてください。
「彼女、奥さんは変えられても、母親と好きなサッカーチームは変えられない」
というぐらいアツいサポーター同士の応援合戦は、スタジオで見てこそ!です。
(ただ、ダービー戦はサポーター同士の小競り合いも起こりやすいので、
 周りの雰囲気に気をつけて、  なんか喧嘩してるな~、と思ったら、
 見物に行かず逃げて下さいね。  時には、火炎瓶が飛んだりしますから!)

それから、観戦の際は、早めのスタジアム入りをお勧めします。
スタジアム周辺にある移動販売のトラックで、
サラミ入りのパニーニを買って腹ごなしをするのも、
お気に入りのチームのTシャツやグッズをGETするのも、スタジアム観戦の醍醐味。
スタジアムに早めに入れば、双方のチームのサポーターの応援合戦が楽しめます♪


JTBミラノ支店では、セリエAのサッカーチケットを取り扱っています。
店頭販売ではなく、予約販売になります。
人気カード、ダービー戦は販売と同時に売り切れることが多いので、早めのお申込みを!

                     (サッカー好きというより、お祭り騒ぎ好きのミラノ支店N)

2013年8月18日日曜日

ルーブル美術館 日本語マルチメディア鑑賞システム

今回は弊社のお客様でもある大日本印刷株式会社様とルーブル美術館の共同プロジェクト【ミュージウアムラボ】のご紹介です。(サイトはこちら)



 
共同で開発されたマルチメディアディスプレイは、現在、ルーブル美術館の3ヶ所に設置されています。


●古代エジプト美術の見方が学べる鑑賞システム
シュリー翼二階 21、23番展示室

●セーブル磁器鑑賞のためのシステム
リシュリュー翼二階 93、95番展示室

●スペイン絵画コレクションについて開設するシステム
ドゥノン翼二階 25、26番展示室


7月4日、スペイン絵画コーナーに設置された際のオープニングイベントに招待いただきました。とても広大なルーブル美術館ですから私は今まではエジプト、イタリアルネッサンス、ルーベンスなど毎回テーマを決めて鑑賞しておりました。特にスペイン絵画は二階の一番奥ですので、なかなか訪れる機会がありませんでした。



システムはタッチパネル式でわかりやすく、英語、仏語に加え、日本語があるのが何より嬉しいです。絵画に関する説明はもちろん、画家や時代背景についても知る事ができるので、より興味深い鑑賞が可能となりました。少し奥まった休憩スペースの壁には巨大なスクリーンが設置されており、スペイン絵画に関する歴史を学ぶことが出来ます。



来年はミロのヴィーナスのコーナーにも設置が決まっているそうで、とても楽しみです!

イベントでは伯爵夫人マダム  アンヌ・ド・モンタランベールさんにお会いする事が出来ました。大日本印刷様のもう一つのプロジェクト、メゾン デュ モンドのホームページでパリとその近郊の美術館などを多数紹介されており、私もファンの1人です。



こちらから厳選されたパリの小さな美術館をまとめた本もお勧めです。日仏二ヶ国語で書かれた美しい本で、入り口から伯爵夫人と一緒に美術館で鑑賞している様な錯覚に陥ります。この本と共に美術館を訪れれば、大事な作品を見逃す事はないでしょう!



最後にルーブル美術館はいつもセキュリティチェックで混雑しています。地上のピラミッドの入り口より地下のショッピング街カルーゼルの入り口の方が比較的空いています。また、月曜日と水曜日の夜間開館も昼間より空いていてお勧めです。

(パリ支店 C)

2013年7月29日月曜日

コロニアル・グエル地下聖堂とシッチェス(バルセロナ近郊)

バルセロナ近郊にあるガウディ建築の最高傑作と名の高いコロニアル・グエル地下聖堂はバルセロナの市内からバレンシア方向に車で30分ほどで到着できる。カタルニア鉄道でも20~30分の距離である。


ガウディが10年以上もかけて作った建築だが半地下の部分に聖堂だけが完成し上の部分は未完成のままである。レンガやタイルの瓦礫で作られている。ここで培った経験を聖家族教会建築に使ったといわれている。独特の放物曲線やお得意のタイルを利用した装飾が見事。


 タイルを利用した装飾は教会入り口の頭上にあるため見逃さないように。


ちょうど小学校生徒の教育実習で先生がガウディについて説明しているところに出くわした。生徒たちは一生懸命に説明を聞いていた。

ステンドグラスの色が印象的である



ステンドグラスを外側から見るとこんな感じになる。

ステンドグラス



コロニアルグエルの街で見た珍しい植物 
きれいな花だったので1枚写真を撮ったが名前が不明である


シッチェスはコロニアル・グエルから車で40分くらいバレンシア方向に行った所にある海岸に面したリゾート地で、映画祭でも有名。バルセロナ市内からも電車があり40分程度で到着。細い道とレストランやCAFEなどがあり、散歩をしたり、海を見ながらレストランで昼食をとるのは最高。ニースなどに雰囲気が似ているが、こちらのほうがこじんまりとしていてよいかも。

遠景に見る教会がこの街のシンボル

街の雰囲気はこんな感じ
この位置から教会まで10分程度の距離


本日はテラスのあるレストランでランチ。


前菜です。
えびのカルパッチオ、たこのガリシア風、サラダ、えびのにんにく炒め



現地ではサルモネテという甘鯛に似た魚のソテー


スペイン定番の生ハムを食べなくては


シガラスという手長えび入りFIEUA(フィデア)という
麺を魚などの出汁で炊いたメイン


デザートはイチゴのシャーベット
ここまでくると満腹で、あとはシエスタタイム


本日の白ワインは地元産PENEDESのAUGUSUTUS
ぶどうはシャルドネ


(マドリッド支店/TT)