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2014年2月27日木曜日

市場へようこそ!

今年は例年になく暖かいハンガリーです。

いつもは朝からオフィスでパソコンの前に座っている私ですが、もうすこしハンガリー人の生活を見てみよう!ということで、 最近ハンガリーへ引っ越してきた日本人の友人と一緒に、 ハンガリーの市場探検へ出発!

私も知りませんでしたが、ブダペストには15個も市場があるようです。
今回はその内の3つを訪れました。

1、Fény Utaci Piac(フェーニ通りの市場)
まず、同行した友人が買い物をしているという、「マムート」という名前のショッピングセンター裏手にある市場へ。
ブダペストは、ドナウ川の東側がペスト地区、西側がブダ地区となっており、この市場はブダ側にあります。
初めて行く市場にドキドキし、お肉屋さんの前でパチリ・・・と思ったところ、問題発生。
この市場は公共の市場ではなく、民間の市場だそうで、写真撮影は禁止だそうです・・・。
美味しそうなハーブが巻かれたお肉や、ハンガリーの生きる国宝「マンガリツァ豚」、ハンガリーの固有種「スルケ・マルハ(ハンガリー大平原に住む牛)」のお肉もあったのですが、残念です。

もちろん、お肉屋さんだけではなく、野菜、ピクルス、チーズなどの乳製品を扱うお店などがあり、ここにくればほとんどの材料は揃うでしょう。
特に、スペイン産の生ハムなども売っているのは、さすが高級住宅街があるブダ地区でしょうか。

 
チーズ屋さんだけは、撮影許可してくれました!


 2、Nagyvárár csarnok(中央市場)
ガイドブックにも載っている、ブダペストの市場といえばここ!という市場です。
1階は食料品のお店が並び、2階はハンガリー刺繍などの名産品が販売されています。

地元の人もお買物にきているようです。

新鮮なフルーツが並んでいます。
 ここで出会ったのが(写真を撮れたのが)、ハンガリー名産フォアグラ!
フォアグラといえばフランス料理のイメージがありますが、実はハンガリーでもフォアグラは有名で、レストランのメニューにもよく登場します。
(他の料理と比べれば、少し高めではありますが、日本やフランスで食べることを思えば、かなり割安でフォアグラを楽しむことができます。)

真ん中の白い塊がフォアグラです!
 写真のフォアグラは、1キロ4,999フォリント。日本円では約2,400円ですね。
(日本でフォアグラを買ったことはありませんが・・・。)
 両隣はアヒル肉です。こちらもなかなか日本では見かけませんね。

2階にはブッフェ、居酒屋さんもあります。

1本買うと高めのトカイ貴腐ワインも、少しだけ頼むことができます。

日本ではあまり使わない単位ですが、ハンガリーではデカグラム、デシリットルなどの単位が使われます。
トカイワインも、100ミリリットル=1デシリットルで頼むことができます。


3、 Lehel téri piac(レヘル広場の市場)
こちらもフェーニ通りの市場のように、近所の人が買い物にくる市場です。

市場の中に鳩が!

カラフルな市場

近所の八百屋さんで働いてたおじさんと思わぬところで再会!

こちらは庶民の台所という感じで、観光客も少なく、地元の人たちばかりです。
こちらも新鮮な野菜、お肉を売るお店が並んでいます。

ガイドブックに載っている中央市場はもちろん、それ以外にも魅力的な市場がブダペストにはたくさんあります。
新鮮なフォアグラを味見しに、是非ハンガリーへ遊びにきてください!

(ブダペスト支店T)