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2012年6月25日月曜日

PARIS サンジェルマンデプレのプチホテル

Bonjour! 今年のパリの夏の訪れは遅く、雨が多い毎日です。
今回はそんな雨も絵になってしまう、パリはサンジェルマンデプレの中心にある同じオーナー経営の3軒のホテルのご紹介です。

美しい花に囲まれ、オーナーのセンスの良さが表れている各ホテルはインテリアにこだわりがあり、窓から見える景色と合わせて「パリのプチホテル」の魅力がたっぷりですので、自信を持ってお勧めします!
場所柄、アーティスト、ファッション関係、モデルなどのリピーターが多いのにも納得です。

パリ支店では日系代理店として初めてこれらのホテルと契約し、この夏のプロモーションをご用意しております(7/15-8/31)。


立地



賑やかなサンジェルマン大通りからセーヌ川方面に入った静寂な通りに並んで建っています。



 
サンジェルマンデプレ教会まで徒歩約5分、オルセー美術館も近く、セーヌ川を渡ればルーブル美術館まで徒歩10分という好立地。
もちろんそこはサンジェルマンデプレ、ショッピングにも便利です。

甘いものがお好きな方には大人気のLADUREE(5分 21 rue Bonaparte  75006 Paris )をはじめ、MAISON DU CHOCOLAT(約10分、19 rue de Sèvres 75006 Paris, PIERRE HERME(10分 72 rue Bonaparte 75006 Paris)もすぐです。


ホテルにレストランはございませんが、一歩外に出ると活気溢れるサンジェルマンでプレですので、近くに沢山のレストランがあります。有名なカフェ「レ ドゥマゴ」をはじめ、和食が恋しくなった方には蕎麦専門の「円」、鉄板焼「AZABU」、串揚げの「SHU」などが徒歩圏内です。


円の手打ち蕎麦

 

基本情報

・チェックイン 14:00  / チェックアウト 11:30

・各ホテル共、バスタブ付きとシャワーのみのお部屋がございますが、日本人のお客様はバスタブ付きをご用意する努力をいたします。

ご朝食にはジェラール・ミュロをはじめ、サンジェルマンデプレのパン屋の作り立てのパンやフレッシュなフルーツ、ジュースなどが並びます。お部屋で召し上がっていただくことも可能です。


・夜間のルームサービス 

・ROGET&GALETのシャンプーなどのアメニティ、ドライヤーを完備





2つ星 ST THOMAS D’AQUIN(21)

!!! 夏のプロモーション !!! 

シングル  155EUR/room11 / ご朝食込) 

ダブル   170EUR/room12-15㎡ / ご朝食込)


近くに同じ名前の教会があります。
      フロント、ロビー、部屋、何れもこじんまりしておりますが、これで2つ星かと驚くほど清潔で、内装がとてもチャーミング。

ロビー

朝食場所(コンチネンタル)


各部屋には一人掛けのソファと、思わず絵葉書を書きたくなりそうな趣のあるデスクが。






なんと、部屋の中に廊下がありました!(一部の部屋)



3つ星 LENOX(34)

!!! 夏のプロモーション !!! 

スーペリア シングル    210EUR/room15㎡ / ご朝食込) 

スーペリア ダブル    220EUR/room15㎡/  ご朝食込)

デラックス シングル 235EUR(18㎡ /  ご朝食込) 

デラックス ダブル     245EUR(18㎡ /  ご朝食込)




一階にあるJAZZの雰囲気溢れるBAR3軒のホテルにご宿泊される皆様にお気軽にご利用いただけます。

朝食もこちらで(ビュッフェ)


フロントエリアにも沢山の花が飾られており、ゆったりできます。




弊社ではスーペリアルームとデラックスルームを契約しております。


スーペリア





デラックス







廊下は赤と黒でモダンで部屋も3軒の中で最もカラフルですが、バスルームなどにパリらしいクラシックさも見られます。



ST VINCENT(22)

   !!! 夏のプロモーション !!! 

スーペリア シングル   215EUR/room18-22㎡ / ご朝食込) 

スーペリア ダブル    245EUR/room18-22㎡ / ご朝食込)


     
      オーナーの意向で星を獲得しておりませんが、十分に4星に相当しております。

教会の事務所があるとのことで、一歩入ると厳粛な雰囲気を感じます。
フロントのムッシューはとてもエレガント。


朝食場所(コンチネンタル)




ST VINCENTだけではなく、3軒ともクラシックな螺旋階段が素敵です。
もちろんエレベーターもございます。



各部屋は天井が高くて広々としていて、とても優雅、思わずため息が出ます。





鏡の一つにまでオーナーのこだわりを感じます。



最上階の部屋ではサンジェルマンデプレの景色を見ながらバルコニーで寛いでいただけます。



ご予約、お問い合わせはお近くのJTBヨーロッパ各支店まで宜しくお願い致します!

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2012年6月22日金曜日

スペインワインツアーレポート その3 TORO編

ツアーレポートの最後のしめくくりとして、今回訪ねたTOROの町を紹介します。
(Toroのツーリストオフィスのウェブサイトはこちら。ただしスペイン語のみ)

旧市街の中心。右側の建物が市庁舎、奥が教会

マドリッドの北西、ポルトガルの国境に近いサモラ県にあるTOROは、地方の田舎の村なのかと思いきや、立派な教会と古い町並みの残る歴史のある町でした。
(簡単な歴史は、5月14日付けのブログをご参照下さい)

旧市街に入る門


ツアー2日目の午前中にToro観光をしました。初日の夕食で、町の中心の広場に面したレストランで夕食を取ったので、てっきりここがToroのマヨール広場かと思ったら、そこは新市街で、すぐそばに旧市街に入る重厚な門がありました。


目抜き通りにずらっと並ぶ
バーやレストラン


門を入ると旧市街の目抜き通りが、この町のシンボルである教会、Colegiata Santa Maria La Mayorまでまっすぐ伸びています。通りの左右には、小さなお店やバー・レストランなどが並んでいます。どれも伝統的な建物で、重厚な町の雰囲気を盛り上げています。市庁舎前広場のそばは、特にレストランなどが多く、朝早くから椅子とテーブルを外に並べて準備がされていました。



余談ですが、6月最初の週末だったこの時期、カトリックの儀式、Comuniónのパーティがあちこちで行われていました。9歳になった子供たちが真っ白なドレスに身を包み、家族や親戚達と連れ立って出かける姿を何度か目撃しました。

堅信式の女の子。実はこの女の子、初日に夕食を
食べたレストランのオーナーの娘さんでした


観光はまず、最近のこの町の観光の目玉となった闘牛場から始まりました。


闘牛場入り口


外の門はかなり地味


入り口は思わず通り過ぎてしまいそうな目立たない門構えでしたが、入ってみるとこれまたびっくり、立派な木造の闘牛場がいきなり現れます。


木組みのベンチです



この闘牛場は、1828年に建てられた、スペインでも最も古い闘牛場のひとつでしたが、その後使われなくなって荒廃してしまいました。2008年に州の重要文化財に指定されてからは助成金も出て、2010年の闘牛祭からリニューアルオープンしたそうです。

熱弁ガイドさん


ツーリストオフィスの窓口兼ガイドのおばちゃんが現れ、見学ツアー開始。私たちのほかはスペイン人ばかりの30名ほどのグループです。残念ながら、ガイドはすべてスペイン語だったので、通訳してもらった部分以外は何もわかりませんでしたが、ガイドのおばちゃんの熱意はひしひしと伝わって来ました。決して大きいとは言えない闘牛場の裏から表から、1時間以上かけて丁寧に説明してくれて、観光客の皆さんもとても熱心に耳を傾けていました。


正面2階貴賓席

ここで闘牛が行われるのは、1年のうち1週間だけなんだそうです。あとは、ワイン収穫祭などのお祭りなどに利用されることもあるとのことでした。せっかく再建したんだからもっと利用すればいいのにとは思いますが、もともそんなにイベントのないところなんですね・・。




このあと、他のスペイン人グループとは分かれて、旧市街の一番奥にある教会Colegiata Santa Maria La Mayorの内部見学へ。

Colegiata de Santa Maria La Mayor
そばで見るとさらに迫力満点
ここではワインセラーのセールスマネージャーのハビエルさんが、英語とスペイン語を混ぜながら説明をしてくれました。

この教会はロマネスク様式最後の12世紀から建設が始まり、初期ゴチック様式の時代に完成したので、両方の建築様式が反映されているそうです。石のブロックを積み上げた建物は威厳を持って町を見下ろすように聳え立っています。

中には宝物殿や彫刻された飾りに埋め尽くされたオリジナルの入り口など、見るものはたくさんありますが、ほとんどが撮影禁止だったため、写真はありません。
歴史や美術に興味のある方は、是非ご自身の目で確かめに、Toroまでお出かけ下さい!


ワイン片手に歴史に思いを馳せる・・
 この他にも歴史のある建物はたくさんあり、Toroの町の観光マップには35ヶ所の観光ポイントが記されています。(Toroツーリストオフィスのサイト=スペイン語のみ=)ワインだけでなく、観光も楽しめる町なんですね。マドリード近郊にお住まいの方、ぜひ出かけてみて下さい!






(ストックホルム支店S:監修マドリッド支店K)

◇◇またおまけ◇◇

市庁舎広場を見下ろす鐘の上にコウノトリの巣


Toroの町にはコウノトリがいます。旧市街と新市街のそれぞれ1ヵ所ずつで、大きな巣と、「作り物!?」と思うぐらい動かないコウノトリがを見かけました。

2012年6月20日水曜日

スペインワインツアーレポート その2 TOROワイン編



どんなワインが好みか聞かれると、いつも「土臭いの!」と答え、「???」もしくは「・・・・」となることが多かったんですが、今回スペインワインツアーに参加し、もっと洗練された(皆さんに理解可能な)ボキャブラリーを覚えました。

『タンニンが強いワイン』


まさしくそれがToroワインの特徴です。TOROは、原産地呼称(D.O.)に認定された、スペインの重要なワイン産地の一つで、マドリッドからポルトガルの北を目指して200kmほど北西に走ったサモラ県にある村です。荒野のマドリッドとは打って変わった肥沃な田園地帯ですが、ここも冬は極寒、夏は酷暑で、ブドウ栽培にはうってつけの気候なんだそうです。

事前に『向こうが見えないぐらい濃くて渋いワイン』と聞いて、びくびくしながら参加したToroワインツアーでしたが、私の好みにぴったりの土臭いワインでした。

ツアーで見学・試飲した2つのワイナリーをご紹介します。

 

☆☆Valbusenda☆☆



6月18日付けのブログに書いた、ツアーの宿泊ホテルに隣接するワイナリーです。
スペインだけでなくヨーロッパでも数少ない、最新の機械を使った醸造所だそうです。
建物・内装もそれにふさわしく、シャープで近代的な作りになっています。




赤いジャケットがビルヒニアさん



さらに驚いたことに(失礼!)、ワイナリーの案内をしてくれたビルヒニアさん、そしてランチの試飲の時に説明をしてくれたソムリエのミレンさん、お二人とも英語が上手で、とてもわかりやすい説明でした。


ホテルのレストランで。ちょっと小さいですが、左側、
立っているのがソムリエのミレンさん





ソムリエのミレンさん、TOROのワイン以外でお勧めのスペインワインは?という質問にも丁寧に答えてくれ、知識の広さと共に親切な人柄がうかがいしれました。
(ミレンさんのおすすめワインは・・・・?JTBマドリードオフィスにお問い合わせ下さい!)





このワイナリーが自信を持ってお勧めするワイン、Valbusenda Cepas Viejasという赤ワインは、2011年にブリュッセル・ワイン世界コンクールで堂々金賞を受賞しています。
(その分お値段も高め・・・でもその価値はあるどっしりした味わいのワインです)
Valbusendaのワインの説明はウェブ参照して下さい。(各ワインの説明はスペイン語しかないようですが・・・)



その他、ライトでエレガントな味わいのCrianza、このワイナリーの主力商品どっしりとしたテーストのRoble、さらにReservaと白・ロゼ・赤の3種類のあるAbiosがあります。Abiosのロゼと赤以外すべてランチ前にテースティングさせてもらい、それぞれの違いを飲み比べました。


試飲といってもたっぷりついでくれたので、合計4杯程度飲んだ計算になります。普段、1杯半ぐらいしか飲まない私ですが、おいしかったのですべて飲み干し、食事が終わる頃にはすっかりいい気分になってしまいました。

でもそこはいいワイン、悪酔いはせず、マッサージをしてもらいながら気持ちよく寝たあとは、元気一杯でSPAに臨みました!



☆☆Bodega Divina Proporcion☆☆



ツアー2日目に訪問した、ToroのシンボルであるColegiata de Santa Maria La Mayor(サンタ・マリヤ・ラ・マヨール教会)を見上げる位置にあるワイナリーです。




右側がセールスマネージャー
のハビエルさん


セールスマネージャーのハビエルさんは、英語ができるということで、私たちのToro市内観光にも同行してくれました。ここは、いくつかのブドウ畑を持っている人が共同で作ったワイナリーだそうです。まだ建物は新しいんですが、先に見学したValbusendaとは違って昔ながらの方法でワインを造っているところです。

ここでは、樽から出したばかりのワインを試飲させてくれました。フランス産、スペイン産、アメリカ産のオークで作られた樽で、半年寝かせたもの、1年寝かせたもの、など数種類味見しましたが、同じブドウでも樽によって味がずいぶんと違ってくるというのは驚きの発見でした!


椅子も田舎っぽくて素敵

建物の2階はレストランになっていて、ツアー2日目のランチはここで取りました。田舎の農場の食事にお呼ばれしたような、ほのぼのとして雰囲気が、前日の近代的なホテルのレストランと対照的で、また格別でした。


ランチ中のワインは飲み放題。この後マドリッドに戻るバスの中は、全員爆睡状態で、私も途中のサービスエリアまでの1時間があっという間にたってしまいました。






今までスペインのワインというとリオハぐらいしか知らなかった私ですが、今回のツアーでスペインワインの懐の深さを実感しました。ツアーに参加された方は皆さんマドリッド在住の方ばかりなので、普段からスペインワインを飲みなれた方ばかり。知識も豊富で、ただひたすら感心するばかり。皆さん、スペインワインが、世界的にまだまだ正当に評価されていないことに心を痛めていらっしゃって、どうしたらスペインワインの良さをわかってもらえるのかということを熱く議論していたことが、とても印象的でした。

マドリッド支店では、これからも時々ワインツアーを企画しますので、ワインに詳しい人も私のように何も知らない人も、一度ご参加下さい!
(7月7日ワインとオリーブオイルを味わう日帰りツアーの詳細はこちら)

(ストックホルム支店S)

◎◎◎おまけ◎◎◎


マグロのたたき、食べる前の写真
(6月18日のブログ参照)

冷静に食べる前に写真を撮った I さんが、写真を送ってくれました。ありがとうございます!
(今見てもよだれが・・・・)
使用前・使用後で、中が生なのがわかりますね。