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ロンドン・パリ・アムステルダム・フランクフルト・ローマ・バルセロナ・マドリード・モスクワ・ヘルシンキ・オスロ・ストックホルム・コペンハーゲン・プラハ・ブダペスト在住の私たちが、 新鮮な旅行情報を交代でお知らせします!

2011年12月26日月曜日

オスロの12月

夏の観光地として人気のある北欧ですが、冬も実はお勧めです。

11月は日照時間も短くなんとなく南国の風を恋しくなる時ですが、12月に入ると街中クリスマスイルミネーションが寒く暗いノルウェーの冬を一揆に明るくしてくれます。

いつもは日曜日休業のお店、ショッピングモールも12月だけはしっかり日曜営業をしているので
観光の合間にゆっくりお買い物も楽しめます。

 今回はオスロから遠出をすることなく気軽に楽しめるクリスマスマーケットを2箇所をご紹介します。


1. Bærums Verk (バールムス バルク)

オスロバスターミナルよりバスで約1時間程の山間にあります。

普段はオリジナルのガラス細工、籠細工、パッチワークの工程を見て楽しんで買うことが出来る小さな工房村で

11月の最終の週末、12月の最初の週末にかけてクリスマスマーケットが開かれます。


同時に同地で平行して行われるオスロを含むノルウェー南東地区の農家の人達が自らの自慢のオリジナル商品を売るマーケット

Bondens Market(農夫市場)も人気があります。

主にチーズ、サラミ、トナカイの肉、鹿の肉、スモークサーモン、燻製のお魚、蜂蜜、ジャムがよく売られてます。

                                                   ノルウェーのサンタクロース" Fjøs Nisse"


 トナカイのそりは毎年、子供に大人気

Bærum Verk のウェブサイトはこちら
http://www.baerumsverk.no/


2. Norsk Folkemuseet  ノルウェー民族博物村


オスロ市内からバスで10分ほどのBygdøy(ビグドイ)地区にある、ノルウェー各地からの数百年前の建物を集めた民族村です。

サンタクロース出発準備中。。

 建物全ての中に入ることは出来ませんが、建物により中に当時の衣装を身に着けた案内人がその当時の人々の生活や展示されている台所用品などを丁寧に説明をしてくれます。


数百年前に使われていたバターの入れ物(右)



この民族村で12月の最初の2週末に毎年クリスマスマーケットが行われます。このマーケットは観光客をはじめ普段民族村などまったく来る機会のない地元の人にも気軽に非日常的な空間を経験できるということで、とても人気があり、道中向かうバスは大混雑しているのは勿論、チケットブースでもかなり並びますが、一度入場するとけっこう一日楽しめるのでお勧めです。
ノルウェーではクリスマスになると家庭や学校、さまざまな場所で香ばしいクリスマスクッキー"Pepperkaker"を焼きます。なかにはクッキーで家まで作っちゃいます。


民族博物館のウェブサイトはこちら

クリスマスマーケットは終わってしまいましtが、クリスマスデコレーションは1月の最初の週まで飾られていますので、まだしばらくはクリスマス気分が楽しめます。

来年はぜひノルウェーのクリスマスマーケットにお越し下さい!

(オスロ支店Y)

2011年12月19日月曜日

2012年はイギリスに注目!

来年の話をすると鬼が笑うといいますが、ここでは敢えて、来年イギリスに控えている2つの大きなイベントを紹介させていただきます。

1)エリザベス女王即位60周年
イギリスのエリザベス女王が来年即位60年を迎えます。それを受けてイギリスは6月の第一週の月・火を祝日とするので4連休となります(25日)。今年の4月には孫のウィリアム王子の成婚に際して、各地でイベントが行われましたが、来る6月の週末にもロンドンでの60周年記念コンサートが開かれる等、さまざまなイベントが予定されています。これを機会に、イギリス王室に縁の有る場所(ウィンザー城・バッキンガム宮殿)等を訪れるのはいかがでしょうか。
www.royalcollection.org.uk
尚、イースター同様この週末は大変込み合うことが予想されますので、この時期にイギリス訪問をご計画の方はお早めにされることをお奨めします。

2)ロンドンオリンピック・パラリンピック
三十回夏季オリンピックが来年ロンドンにて開かれます。史上初3度目の主催になる今回は、ロンドン市東部のストラトフォードを中心に727日から812日まで行われます。中心となるメイン競技場は年内には完成予定です。大会終了後は、改装の後サッカーを中心にとした多目的スタジアムとして使用される予定です。


一方、オリンピック終了後8月29日からは同会場を中心に9月9日までパラリンピックが行われます。半世紀ぶりの開催ということもありオリンピックチケットは人気種目を中心に完売が相次いでいますが、パラリンピックに関してはまだ空きがあるようです。大会の雰囲気を感じたいという方は、パラリンピックを御覧になるのはいかがでしょうか。


 ロンドン・オリンピック・パラリンピック公式サイト:
BBCロンドン・オリンピックサイト:www.bbc.co.uk/2012

2011年12月12日月曜日

プラハのクリスマス

例年になく暖かく、未だ初雪どころか水溜りに氷さえみられないプラハですが、
クリスマスの飾りは例年以上に派手やかです。
プラハ・オフィスの窓から旧市街広場の天使の飾りも見れます。
オフィスからの眺め

ここから旧市街広場に入るとティーン教会とその前のクリスマス市場が開けてきます。

聖ミクラーシュ教会前の天使



広場の中心へ進むと、途中で左手にプラハのシャンゼリゼ通り(ブティック街)・パリ通り
の飾りが見られます。
カルティエ、ヴィトン、ヘルメスなどが集まるパリ通り
毎年チェコ国内から最も立派なツリーが選ばれ、プラハに運ばれます。
今年は個人の庭に植えてあった長さ29メートル、樹齢70年の木が選ばれました。
ティーン教会前のクリスマスツリー
プラハ、特に旧市街の街並みは街灯の灯りが少なく、年中を通して古き良き中世ヨーロッパの
雰囲気を楽しめますが、この暗さがクリスマスの電飾をより鮮やかにしています。
残念ながら写真ではその鮮やかさを伝えることができませんので、是非、プラハに来てご自身の
目で楽しんでください。

普通のクリスマスの飾りに限らず、街中の店も綺麗な飾りをしています。
例えば、このショーウィンドーはどこだと思いますか?

天使のディスプレー

この天使のディスプレーを探しに、プラハへ来てください!

2011年12月5日月曜日

バルセロナ近郊のアンティークマーケット

 
今秋のバルセロナは、例年と比べて雨が多く、さえない天気が続きましたが、バルセロナらしい青空がのぞくと、少し遠出をしたくなるもの。
今回は、定期的に行われているバルセロナ近郊の屋外アンティークマーケットに行った時の様子をご紹介します。

秋空の日曜日、バルセロナから、約40kmのCARDEDEU (カルデデウ)と AMETLLA DEL VALLÉS (アメリア デル バジェ)に行ってきました。
どちらも、駅からは遠いので、車でのアクセスとなります。
スペイン アンティークマーケットカレンダー http://www.all-sa.com/Ferias.htm

会場は、アスレチックもある、市民の憩いの場所のような広い公園の片隅と、ショッピングセンタの一角です。
屋外マーケットですが、いい加減な囲いがあり、最近は入場料(一人3ユーロから5ユーロ位)をとるところが多いです。


Cardedeu のマーケット

Cardedeu のマーケット

Ametilla del Vallés のマーケット


Ametilla del Vallés のマーケット
  
アンティーク専門の出店から、ガラクタ市、どろぼう市のようなお店まで、様々なお店が並びます。
一つ一つお店をのぞきこみながら、周囲をそれとなく観察すると、お店の人、買いに来ている人も、専門の人から、ごみ収集業者のような人、近所の人、自宅用に古いインテリアを探している人、冷やかし客など、あくまで想像ですが、多種多様で面白いです。

開催時間は、大体朝から午後3時位までなので、早めに行くと、商品も豊富ですが、午後に行くと、そろそろ店じまいをしているお店もあるため、2個買いや、美術品としての価値が低そうなものは、割引してくれます。


Cardedeu のマーケット
インテリアを扱うお店は人気のひとつです


Ametilla del Vallés のマーケット
オランダからの業者

今回の戦利品は、壁にかける絵 2枚組 20ユーロを15ユーロにおまけ、片足こわれたロボットのおもちゃ(1960年代のなんと日本製) 5ユーロ、スペインの昔の卓上ゲーム 木版 30ユーロです。

家に帰って、アンティークの本を見てみたら、ロボットのおもちゃは、状態が良ければ60ユーロはするようでした。
スペインの昔の卓上ゲームは、E-bay でも、30ユーロ程度で、売りに出されていました。


60年代 Made in Japan のロボット

懐かしい、息の長いゲーム Parche

レトロな2枚組の複製画のうちの1枚


この近くには、大型アウトレットモールのLA ROCA VILLAGE もあるので、帰りに立ち寄るのもいいかもしれません。(通常日曜日は閉店ですが、夏と冬のバーゲン時期の最初の日曜日は開いています) http://www.larocavillage.com/

マドリードののみの市、ラストロの規模には、全く至りませんが、青空の下、新旧さまざまな小物やがらくた、美術品が顔を揃えているのを見るのは、昔の物そのものへの愛着をおこさせるだけでなく、時代や、使っていた場所や人を連想させ、本当に楽しいものです。

もし、行かれる方は、くれぐれもスリに注意してください。