2011年4月20日水曜日

サンジョルディ

バルセロナの4月の第2週は初夏の気候で、北の国の方に「既にバルセロナの海で泳ぐ人も!」という海のレポートを思っていたのですが、その後急に寒くなり、海どころではなくなりました。
で、話題を急遽変えなくてはならなくなってしまい、カタルーニャの伝統祭りのひとつである。「サンジョルディ」をテーマにしました。

イースターが目の前に近づいてきていますが、今年2011年はイースターとバルセロナのあるカタルーニャ地方のお祭り「サンジョルディ」が重なってしまいました。

 この写真はやしの葉をいろいろに折って作った飾り物ですが、イースターの前、お店が出来て通りで売っています。
イースターの前の週の土曜日までに購入して次の日曜に教会で祝福してもらい、各家でバルコニーなどに飾ります。



4月23日はカタルーニャの守護聖人サンジョルディ(英語ですとセントジョージ)の日となっていてカタルーニャでは祭日です。(スペインは地方によってその地方のみの祭日があります。)

聖人サンジョルディ伝説にちなんで赤いバラの花1輪を男性から女性に贈る習慣があります。(普通は赤なのですが最近はいろいろな色がでています)

また、この日は1996年にはユネスコで「本の日」と決められていますが、カタルニャでは1923年に既に23日を「本の日」と決め、カタラン語での新作の本の発表日となっていました。勿論フランコの時代にはこのお祭りは催されていませんでした。
ちなみに4月23日はセルバンテス、シェクスピアがなくなった日だそうです。

今では23日になるとバルセロナのランブラス通り、パセオデグラシア通りなど大通りだけでなく各区域の街角で本屋が出店を出して本を販売、この日は10%引きとなっています。大きな本屋では著者のサイン会をしているところも有ります。

男性から女性にバラの贈り物に応えて女性から男性には本を贈り物にします。勿論必ずではありませんので親から子供でもいいのですが。



その本屋と並んで花屋だけでなくいろいろなグループがこの時にとバラを仕入れてきてあちこちで売っています。子供・学生たちのの夏のキャンプの資金作り、ONGの資金作り、或いはジプシーの人たちとさまざまな人が街角でバラを販売しています。
今年は日本の震災でバルセロナの大学生がやはりバラの花と折鶴をタイアップさせて売り上げを義捐金にしようとしています。

皆さんご存知かどうか分かりませんが、一度このサンジョルディの催しが日本に輸入されましたが、定着しませんでした。バレンタインより素敵だと思うし、本屋と花屋は乗り気だったと思うのですが、日本では受け入れられなかったようです。


ところでバルセロナ在住のアーティストの1人がサンジョルディに、スタンドを町の協力で出してもらい、本のしおり(こちらの人の名前を筆でその場で記入)を作成、義捐金を募りますが、折りバラを賛助してくださった方に渡します。

その折バラ、私も試みましたが、結構難しいものです。皆さんも一度挑戦してみてください。



http://www.fukuyama-th.hiroshima-c.ed.jp/link/oribara/index.html


今年のサンジョルディの様子は来週追加版で写真をお送りします。

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