自己紹介

ロンドン・パリ・アムステルダム・フランクフルト・ローマ・バルセロナ・マドリード・モスクワ・ヘルシンキ・オスロ・ストックホルム・コペンハーゲン・プラハ・ブダペスト在住の私たちが、 新鮮な旅行情報を交代でお知らせします!

2012年4月10日火曜日

アフタヌーン・ティー特集

こんにちは!
4月になったというのにヨーロッパ中で寒さがぶり返しているようですが、皆さまお風邪などひかれないようお気を付けくださいね。

さて、イギリス・ロンドンと言えば『アフタヌーン・ティー』。
全く興味がなく一度も行ったことがないと言う人もいれば、毎週のように新しい場所を試している熱烈な支持派もいるようですね。
今回は数多あるアフタヌーン・ティーの中から3つの場所をご紹介。
ここ数ヶ月のうちに実際に試してみた結果をレポートしますのでご参考にください。

【Chesterfield Hotel Mayfair  チェスターフィールドホテル メイフェア】  


アフタヌーン・ティーがサーブされるテラス・ルーム。緑と白を基調としたエレガントな色でまとめられています。
ここのホテルはとにかくサービスが良いという定評がありますが、うわさ通りの気持ちよいサービスが受けられました。


スリー・ティアの一番下はサンドイッチが5種類。定番のキュウリのサンドイッチやハム&チーズ、スモークサーモンなど。まるくてまわりにナッツがついているチキンとマスタードが一番美味でした。
ちなみにお代わり自由なので頼めば作りたてを持ってきてくれます。

真ん中の段はケーキ各種。おいしいのですが、日本人には全体的にどれも甘めに感じられるかもしれません。こちらもお代わり可でしたが、一通り食べ終わる頃にはお腹いっぱいで、お代わりを申し出た人はいませんでした(次の日にはもっと食べておけばよかったと思うんですよね~笑)。



一番上の段はスコーンです。プレーンとレーズン入りが2種類。ふかふかで軽い仕上がりのスコーンで、いくつでも食べられそう!ジャムも手作りっぽい感じでとっても美味。クロッテット・クリームにもイチゴが添えられるなど一工夫されていてよかったです。



このホテルにはお子様用のアフタヌーン・ティーがあるのが特徴。メニューはピーナッツ・バターとジャムのサンドイッチ2種類、プチ・ケーキ、アイスクリーム、そして飲み物は紅茶、ジュース、またはミルク・シェーキの中から選べます。
写真に写っているのはチョコレート・ミルク・シェーキ。S君によると、「とってもおいしかった」そうです。











【個人的な総合評価】
雰囲気:★★★★☆
サービス:★★★★★
お値段/お得感:★★★★☆
お味:★★★☆☆
【ホテル詳細】
お値段:25.20ポンド(トラディショナル アフタヌーン・ティー)
     11.50ポンド(お子様用 アフタヌーン・ティー)
時間:午後1時半から
最寄り駅:Green Park(地下鉄)から徒歩5分
ウェブサイト:http://www.chesterfieldmayfair.com/dining/conservatory/afternoon-tea


【Oakley Court Windsor  オークリーコート ウィンザー

ウィンザー城から車にて約10分。
このホテルは60・70年代に一世を風靡したハマー・ホラー映画の撮影に良く使われたそうで、言われてみればどこもかしこもホラー映画にぴったりの装飾です。








ホテル内の壁には撮影された映画のポスターがずらり。著名な俳優さんの写真なども一緒に飾られていました。










ここがアフタヌーン・ティーがサーブされるお部屋です。窓からはテムズ側が眺められすばらしい景色!ただテーブルがやたらと低く、ちょっと座りづらかったのは難点。
全体的にカジュアルな雰囲気でお茶を楽しんでいる人が多かったようです。







さて、肝心のアフタヌーン・ティーですが、残念ながらイマイチ。まずはスリー・ティアでなかったのにがっかり。どうやら一人分しか頼まなかったからのようですが、アフタヌーン・ティーといえばやはり憧れの3段重ねですよねェ。最大の驚きは紅茶がティー・バッグだったこと!これは結構なマイナス点です。更にスコーンがパサパサしていて、ケーキのセレクションも3種類のみ。サンドイッチは普通においしかったですが、全体評価はやや低めです。


お茶のあとはテムズ川に面するお庭に出て散策を楽しめます。建物と敷地はとても雰囲気があって一度は訪れていただく価値があるだけに、アフタヌーン・ティーの質に関してが非常に残念。ティー・ルームで紅茶だけ(3ポンド50ペンス)を楽しむことも出来るようなので、ウィンザー城を訪れたついでにちょっと足を延ばしてみるのもいいかもしれません。
ホラーファンの方にはお勧めです!




【個人的な総合評価】
雰囲気:★★★★★
サービス:★★★☆☆
お値段/お得感:★★☆☆☆
お味:★★☆☆☆

【ホテル詳細】
お値段:22.50ポンド(アフタヌーン・ティー)
     10.50ポンド(クリーム・ティー/スコーン&紅茶のみ)
時間:午後12時から
最寄り駅:Windsor(国鉄)からタクシーにて約10分
ウェブサイト:http://www.principal-hayley.com/browse-our-hotels/the-oakley-court/food--drink/afternoon-tea.aspx


【Cliveden Hotel Taplow  クリブデンホテル タップロウ

イギリスの上流階級の社交場として数々のスキャンダルや逸話を生み出してきたクリブデン。
ホテルになる前の個人所有の最後はタイタニックで有名なアスター家で、その頃に贅を尽くした装飾の数々がいたるところに見られます。
ホテルの中に一歩踏み入れると格式高い雰囲気ですが、スタッフはとっても気さくでフレンドリーなので安心できます。





憧れのスリー・ティア!
見た目もパーフェクトながらお味も最高!

ケーキのセレクションはピンクのラズベリー・マカロンから時計回りに、チョコレートケーキ、ホワイトチョコのムース、フルーツ・タルト、パリ・ブレスト、そしてパッションフルーツのムースケーキ。どれも洗練された味であっという間になくなってしまいました。レベルの高いケーキに慣れている日本人にもうなずける高レベルです。

サンドイッチは全部で5種類。
すみません、種類は忘れてしまいましたが、ロースト・ビーフ&ホース・ラディッシュがあったのは憶えています。
ここは残念ながらお代わりはなし(追加料金を払えばもちろん可能)。
でも食べ切れなかったものをお持ち帰りすることは可能です。

スコーンはプレーンとレーズン入りの2種類。
その他にフルーツ・ケーキ、クリブデン特製パウンド・ケーキ、エクルスケーキがついてきます。
ジャムもクリームもおいしく、さすが最高級ホテルのレベルは違うなあ、と参加者一同大満足だったようです。







皆さま完食!
写真撮影にご協力いただきありがとうございました!
次回は二人分で550ポンドという、究極のプラティナム・アフタヌーン・ティーはいかがですか???







お茶のあとは壮大な庭園に出て散策を楽しめます。写真はティー・ルームの外にあるテラスから撮った眺めです。

庭の端からは下にテムズ川の優雅な流れが望めます。30分ぐらい林の中を歩くと川べりに出られ、夏にはボートを借りて楽しむことも可能です。
ちょっと早めに訪れて広大なクリブデンの敷地を堪能してから、ゆっくりアフタヌーン・ティーを召し上がるのもいいですね。






【個人的な総合評価】
雰囲気:★★★★★
サービス:★★★★☆
お値段/お得感:★★★★★
お味:★★★★★

【ホテル詳細】
お値段:31ポンド(アフタヌーン・ティー&ナショナルトラスト管理費を含む)
時間:午後3時半から
最寄り駅:Taplow(国鉄)からタクシーにて約5分
ウェブサイト:http://www.clivedenhouse.co.uk/restaurant/afternoon-tea.aspx

ロンドン支店 AN

0 件のコメント:

コメントを投稿