2013年9月9日月曜日

王宮に行ってきました。

アムステルダムよりこんにちわ。

この春に新しい王を迎えたオランダですが、オランダのロイヤル・ファミリーは、現在、ハーグにある「ハウス・テンボス」にお住まいです。
しかし、アムステルダムの町の中心にも「王宮」があります。
現在では国賓などの重要なゲストを招く迎賓館として使われますが、その際、オランダ国旗が高々と掲げられます。
ロンドンのバッキンガム宮殿やフランスのルーブル宮殿、ヴェルサイユ宮殿に見られるような・・・、凡そ王宮、宮殿と名の付く建物が持つ絢爛豪華な雰囲気はなく、どちらかと言うと、質素な風情ですらあります。
最近では、4月30日に先女王ベアトリクスの退位式、並びに新王ウィレム・アレクサンダーの叙任式が執り行われた場所として、その模様が世界各国にテレビ中継されて「王宮」を目にされた方も多く、また記憶にも新しいのではないでしょうか?

さて、このアムステルダムの中心に建つ「王宮」は350年以上もの歴史を誇ります。
元々は1655年に『アムステルダム市庁舎』として建てられました。フランス革命軍が当時のオランダ一帯を占拠し、ナポレオン・ボナパルトが初代フランス皇帝に就任すると、その弟、ルイ・ボナパルトが「オランダ王 ルイ1世」としてアムステルダムに居を移しました。
その際に自身の住まいとして、それまで『アムステルダム市庁舎』であった建物を、「王宮」に転身させたのです。1808年の出来事です。
前述の退位式・叙任式は、「王宮」内のモーゼの間で執り行われましたが、この部屋は『アムステルダム市庁舎』の時代は市議会の諮問機関の会議場として使われ、「王宮」に転身後は“評議会議場”、或いは、コンサートルームとして使われていました。

歴史的な背景はこれぐらいにして、「王宮」に足を踏み入れてみましょう。

地上階で入場券を買い、オーディオガイドを受け取り、階段で1階(日本式で言う2階)に上がると、大理石の床の広がる「市民の間」に出ます。
床には大理石で描かれた地図や天空儀が敷かれ、自分の頭上と向かい正面の上にある像が目をきます。

このフロアにある小部屋は、ほとんどが『市庁舎』として使われていた当時の面影をとどめていますが、一部、賓客をお迎えした際の客室としても使われる為、ベッドの置かれた部屋もあります。その前身が「市庁舎」という事で得た絢爛を持ち合わせない外観とは対称に、市長や税徴収役人などが使っていた部屋には重厚な調度品・家具、絵画の数々が置かれ、落ち着いた、或いは荘厳な雰囲気ですら、醸しだしています。

この1階のメインとなる「市民の間」は、迎賓館として使われる際はレセプションなどが開かれる場所でもあります。


床に大理石を埋め込んでできた地図

こちらは、天空儀



あちこちに豪華なシャンデリアが吊るされています



ダム広場に向いたバルコニーへの窓
4月30日にはここからロイヤルファミリーがお出ましになられました


先女王ベアトリクスの退位、並びに
新王ウィレム・アレクサンダーの叙任式の執り行われたモーゼの間
この部屋のみカーテンが曳かれ、
しかもフラッシュ利用不可の為、写真が暗くなりました









この3つの大理石の盤は、市庁舎として使われていた時代の名残
裁判の判決が下されたとされる場所に掲げられています。







「王宮」は期間限定で一般公開される一方で、展覧会会場などとしても利用されています。
アムステルダム観光の中心はダム広場、そしてそのダム広場に面して建つ「王宮」。
アムステルダム滞在中、何度なくこの「王宮」の前を行き交う事でしょう。
是非、一度、訪ねてみては如何でしょうか?
一般公開は一旦、9月15日にて終了しますが、10月以降も断続的に「企画展」などと合わせての一般公開が予定されております。
「王宮」についての詳細はホームページをご参照下さい。


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