自己紹介

ロンドン・パリ・アムステルダム・フランクフルト・ローマ・バルセロナ・マドリード・モスクワ・ヘルシンキ・オスロ・ストックホルム・コペンハーゲン・プラハ・ブダペスト在住の私たちが、 新鮮な旅行情報を交代でお知らせします!

2013年10月21日月曜日

イタリアでスキー!! ドロミテ セッラ・ロンダに挑戦!

イタリアも北部は急激に寒くなったようです。ここローマはまだ「ちょっと秋らしくなったかな?」という感じですが、北イタリアの山岳地帯では、ちらほら雪が降り出しているとか。。やはり南北に長いイタリア半島ですね。


今回は、来年1月23日(木)~26日(日)3泊4日でJTB特別企画として計画しているドロミテ・スキーツアーについての紹介です。



イタリア北部にあるドロミテと言われる山岳地帯は、ユネスコの世界遺産にも指定され、世界中でも有名なスキー、ハイキングなどのメッカです。 ドロミテ・スーパースキーと呼ばれるスキーエリアは、16エリアのスキー場の総称で、その滑走距離は1200kmを越えると言われています。

ただ、イタリアのスキー場には日本人スキーガイドの存在がほぼ皆無です。というのは、日本人スキーヤーを呼び込もうと日本人でスキーができる人に滞在許可証を国が率先して出しているスイスやフランス、オーストリーと違って、世界の観光大国イタリアでは、そのような山のリゾートへの理解が無いからです。

そのため、イタリアスキーと言えば、一般的にスイス、フランスと国境を接しているチェルビニア、もしくはクールマイユールにスイスやフランスから国境超えスキーでやってくるというものくらいしか日本人スキーヤーにはポピュラーではありません。

でもそれって本当にもったいない話なんですよね。イタリアは昔からその名前を世界に轟かせるスーパースキーヤーを輩出してきました。古いところでは、グスタボ・トェニ、ピエロ・グロス、そしてアルベルト・トンバ、デボラ・コンパニョーニは10年以上もワールドカップを制し、黄金時代を作り上げました。その後、黄金時代と比べると存在感が薄いもののワールドカップでは、若手が活躍しています。そんな選手達を輩出してきたイタリアのゲレンデというのは、実はスキーを愛する人にとっては本当にパラダイスなのです。





イタリアスキーの3つの特徴は、何といっても晴天率が高いという事。太陽の国イタリアで真っ青な空と真っ白なゲレンデででのスキーは何ともいえない充実感をもたらしてくれるでしょう。

そこにドロミテのごつごつした岩場の壮大なる景色を見ながらのスキーとなれば、もうこれは「スキー天国」という言葉がぴったりです。

2つ目の特徴は、何せ食の国イタリアですから、ゲレンデ食堂の食事がこれまたリーズナブルでとっても美味しいのです。

昔、ナショナルチームを率いるコーチからこんな話を聞きました。「イタリアでの大会や合宿は食事が美味しいから嬉しい。国境を越えてイタリア以外の国に出た瞬間にコーヒーが突然まずくなるのは、本当に不思議。。。。。」


スキーをしない観光客は、リフトやゴンドラを乗り継いで昼食をゲレンデ内にあるリフュージョ(山小屋)にわざわざ食べに来るくらい、ゲレンデ食堂も充実しているのがイタリアスキーの楽しみの一つです。

最後に、イタリアのスキー場の整備は、世界一の技術を持っていると言われています。そう言われてみれば、日本のスキー場でも使われているスキー場整備のための圧雪車のメーカーは、実はほとんどがイタリア製です。前の日の夜にしっかり整備され、夜の間の冷え込みでしっかりしまった1枚バーンを朝一番に滑るのは、スキーヤーにとっての至福の喜びです。





今回のスキーツアーでは、オプショナルツアーで、スキーヤーの憧れとも言える有名な “セッラ・ロンダ”に挑戦する事もできます。

イタリア語で“クワットロパッシ”(4つの峠を越える)とも言われるこの“セッラ・ロンダ”とは、ドロミテ中心部にあるセッラ山群をスキーで周遊するコースで、1日中同じ斜面は滑らずにリフトやゴンドラを乗り継いで、セッラ山群周辺の4つの峠(ポルドイ峠2239m、カンポロンゴ峠1875m、ガルデナ峠2121m、セッラ峠2244m)を越えながらスキーで回ります。

時計回りと反時計回り2通りの回り方があります。宿泊先のホテルはカナツェイにあり、カナツェイはセッラ・ロンダの出発点として最適なロケーションです。




イタリアの山岳リゾートは、通常ウナ・セッティマーナ・ビアンカ(白い1週間の休日)もしくはウナ・セッティマーナ・ヴェルデ(緑の1週間の休日)と呼ばれ、冬も夏も1週間単位でしかホテルの宿泊を受け付けないホテルがほとんどなのですが、今回はホテルとの交渉の結果、3泊4日でも宿泊が可能となりました。

またイタリアのスキー場では、子供のスキーレッスンに非常に力を入れていて、ゲレンデ内も子供達が楽しみながらスキーを覚えられるように多くの工夫がしてあり、スキースクールの先生達も子供用のレッスンの熟練者が多く、安心して子供達を預けることができるのです。



太陽のもと思いっきり滑って、美味しい昼食を食べた後は、地元の食後酒(グラッパ)等をちょっと飲んで、太陽を浴びるのが好きなイタリア人のためにイタリアのスキー場のゲレンデ食堂には必ずあるといっても良い日光浴用のチェアーに座って、日光浴。。。。

これは、本当に天国ですよ。 JTB特別企画 ドロミテ・スキーツアーに是非ご参加下さい!!!

ローマ支店 (Y)

0 件のコメント:

コメントを投稿