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2014年4月14日月曜日

~ロンドンからの日帰り旅行~ ライの町をお散歩してきました!

こんにちはロンドン支店です。みなさん、ライという町をご存知ですか?
ライはロンドンから南に80キロほど下ったところにあります。中世の港町として栄え、
いまもなおその趣を残した小さな町で日本人観光客にはまだまだ馴染みのない響きですが、イギリスで最も美しい街のひとつといわれているライは、ひそかに人気の観光スポット!そこに存在するもののすべてが、おしゃれで可愛らしくて…一度訪れたらすぐ誰かにおすすめしたくなる町です!今回は、そんなライの町に日帰りで行ってきました♪



*ライへの行き方*

ライへの行き方はいくつかありますが、2009年に運行を開始した高速鉄道が、ロンドンのセントパンクラス駅から、乗り換えのアシュフォードインターナショナル駅までわずか45分で繋いでいます。アシュフォード駅で乗り換えた後は約30分でライ駅に到着!ただし、アシュフォードとライを繋ぐ列車は一時間にたった1本です。

そのほか、チャリング・クロス駅やロンドンブリッジ駅、ヴィクトリア駅などからもでていて、いずれもアシュフォード駅で乗り換えが必要です。

今回はヴィクトリア駅から出発!
高速列車を選ばなかったのは、窓からの景色を楽しみたかったからです!
(高速列車はトンネルが多く、景色に期待できないらしい…)

*チケットを買おう*

イギリスの鉄道のチケットには事前購入割引というものがあり、前日の18時までに各鉄道会社のサイトから購入しておくと、かなり安くなります!計画性なく出発した今回の旅では当日にオフピークの往復(return)チケットを購入。31.50ポンドでした。ちなみに片道(single)チケットは、31.40ポンド……… あれ?あまり変わらない。
そうです、帰路の運賃はたった10ポンドということになります!驚きですね。

 チケットブースで片道か往復かを聞かれるので確実に答えましょう
また、週末ならほとんどがオフピークのチケットとなりますが、平日の通勤・退勤時間に重なるとエニータイムチケットとなり割高になるので注意してください。
(イギリスの鉄道には色々な割引システムがあります。チェックしてみてくださいね)


また、割引チケットではない普通のチケットは、座席の指定がありません。あいている席に自由に座ることができます。出発時刻に余裕をもって乗り込んで、テーブル席を確保するのもありですね。

*鉄道からの風景*
ライへの日帰り旅行は、ライに着いてからスタートするわけではありません。
ロンドンのきらびやかな街を離れて15~20分ほどで、別世界が目の前に広がります。
ここがライなんじゃないか!?と錯覚してしまうほど、可愛らしい家々が見えるんです!

馬、羊などがのんびり暮らす草原を眺めながら…        

*アシュフォード駅に到着!*

約1時間30分でアシュフォード駅に到着です!
田舎にある駅にしてはしっかりとした造りです。カフェもあります!トイレもかなりきれいで個室の数も多いので安心です。

さあ、次の列車に乗り換えましょう!……と思ったらあれ?列車がでていない。

どうやらこの日は何らかの理由でライ行きの列車が出ておらず、振り替え輸送としてバスが出ていました!(23分間隔でしたが、時間通りに発車できることは少ないとか)

アシュフォード~ライを結ぶ列車は、遅延することもしばしば。旅にハプニングはつきものです。わからないときは駅のスタッフさんに尋ねるのが一番ですね。

*ライに到着!*

アシュフォードから振り替えのバスで40分弱。普段の列車なら、30分程度でライ駅に到着するそうです。これまた可愛らしい建物がホームの向かいに。

*ライの町を散策*

“散策”という言葉がよく似合うライ。
何か特別大きな建造物があるわけでもないですが、おいしいカフェをはしごするのもいいし、数多くあるアンティークショップではここでしか出会えない素敵な掘り出し物を見つけられるかも。可愛らしい町並みの中を歩くだけでわくわくする、それがライの魅力なのです。

とても小さな町なので、2時間もあれば町をぐるっと一回り散策できちゃいます。かもめの鳴き声が町に響き、ライを飾ります。ランドゲートをくぐって散策は始まります
*ライのお店*

この日は日曜日でしたので、多くのお店が閉まっていました。少し残念…
また、冬は店仕舞いが早く、ほとんどのお店が4時~5時の間にcloseの札をドアに表示してしまいます。これは要注意です!
開いているショップを巡ったところ、ライでしか買うことのできない人魚姫やヨット・かもめなどの、港を想像させる商品が多くそろっていました。マーメイド・インというライで最も有名な老舗宿の名前から、人魚姫のアイテムも増えました。アンティークシップも充実しています。
*ライのかわいい町並み*

ライの表札・看板のかわいさったら、おもわずカメラを構えずにはいられません
それぞれ個性があります。これらは、ライ・ポッテリーという地元の老舗陶芸工場でつくられ、自分の好みで柄を選ぶことができるらしいです!




*ライのカフェ*

ライはとても小さいけれど、カフェやパブが多く、アフタヌーンティーが味わえるお店もあり、食事を楽しむ観光客で賑わいます。

とあるお店で腹ごしらえ♪

スイーツがそろっています。
ライの店員さんは、ロンドンよりもひとりひとりの客に対してとても親切に接してくれる、そんな雰囲気を感じました。それもきっと、ゆったりと時間が流れているここライならではでしょう。

*セント・メアリー教会の時計台に登ろう*
町のシンボルのセント・メアリー教会は、1561年に建造された歴史ある教会です。

時計台に登るには3ポンドかかるそう。(2014年3月現在)
入り口付近に座っているおじさんにお金を渡し、さあいざ時計台へ!!
……と意気込んだ直後に目に入ったのは古びた階段! 
                              

しかもだんだん狭くなって・・・

途中に休憩所(?)的な一室もありましたが、なかなかハードな頂上までの道のりに、なんだか笑いが込み上げてきました(笑)

そしてついに!!!この硬くて重い小さなドアの向こうに・・・・
          
天気がいい日は、本当にいい眺めです!3ポンドの価値があるかを判断するのは、あなた次第。時計台は、驚くほど狭く、足元も少々おぼつかない。撮影には、充分に気をつけましょう!(帰りもあの階段を下りますので、ここで充分な休息を。)

*トイレ*

余談ですが、ライには公衆のトイレがあります。お金をとらない良心的なトイレですが、一緒にライを訪れた友人が、とんだ災難にあいました。

1時間、トイレに閉じ込められたのです!

助けに来た管理のおじさんに聞いたところ、ライは時間に厳しい町なのか、5時を過ぎるとこの公衆トイレも鍵をかけてしまうらしい。トイレを利用する場合は、時計を確認してから入りましょう♪

さてさて、日曜日に訪問してしまったせいでライの町を充分に堪能することはできませんでしたが、みなさまに魅力が伝わっていれば幸いです!ライは、カフェでゆっくりくつろいだりしないのなら、あの有名なカンタベリーとセットで日帰り旅行もできちゃいます。

ロンドンから少し離れ、イギリスの可愛い田舎町に足を運んでみてはいかがですか?

ロンドン支店(A)

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